照りつける太陽、夏のビーチを舞台に、彼らが見つけたものとは???。代理店をあっけなくリストラされ、再就職先も見つからず、気がついたら江の島で海を見ていた野々村洋介(小池徹平)。死んだ方がマシだ!と海に沈んでいく洋介を助けた地元の青年、河合彰(西島隆弘)。お互いに自分の生きる場所を探している???そんな2人の青年が、海の家で出会った。最初の出会いは最悪だったが、いつしか認め合う洋介と彰。そして洋介の“人を惹きつける”という隠れた才能にいち早く気付く、オーナーの娘、志村千波(臼田あさ美)。彰のことを憎からず想っている料理担当の川島渚(木南晴夏)。海の家の存続にかかわる立て直しを、海を舞台に絡み合う四人の恋愛を甘く、切なく描く、ひと夏の海岸物語-。